あなたに知ってもらいたいオーストラリア
新聞などで目にするオーストラリア記事の中で「こういう情報こそ日本に紹介してもらいたいよな」と思う記事を抄訳するコーナーです。
第1弾
青い空と美しい海、コアラやカンガルー、陽気なオージー達など…旅行者が感じるオーストラリアもあれば、長期滞在している日本人が日本との文化や歴史の違いなどから比較して生まれるオーストラリアもあります。 いろんなオーストラリアがありますが今回ご紹介するのは、オーストラリア人自身が感じている普通のオーストラリア家族というものです。 あなたはどう感じられますか?
記事:The AGE
By CLAIRE HALLIDAY Sunday 3 January
2000 より
Just your
average Australian family
思い描いた典型的オーストラリア家族
ちょっとあなたの周りを見回して見て下さい。お知り合いのなかに“典型的”とも云うべくパターンの一家を思いつくでしょう。 まず車が2台、子供が2人そして家のローンを抱えていて住居は郊外。 週末にはスポーツで余暇を過ごし休暇は毎年一度、行く先はスイートホームから車で4時間以内のところに限定…。
海外には行った経験がなく、大学も出ておらず(夫婦どちらかがある程度の専門教育課程に進んだ事がある)、子供達を私立学校に行かせる事はせず、双方の年間所得の合計が60,000ドルあまり、それなりに余裕ある生活をエンジョイしておりコンピューターを含む時代を先取りするトレンディー商品は何でも購入、でも本当は使い方も判らず実際には宝の持ち腐れ。
オーストラリア家庭学研究所が最新の国勢調査をもとにしたトレンドと職住パターンの研究発表から抜粋した数値を統計に照らし合わせると以上が“典型的”オーストラリア一般像の一部として浮かび上がって来ます。
これらは一般的オーストラリア人のなかから“平均像”をモンタージュするのではなく、言い換えると大多数のオーストラリアンファミリーのなかではその数が最も多いと云えるのではないでしょうか、即ち誰でもこの Mr. and Mrs. Average 又はこれに近いプロファイルのカップルを御存知でしょう。
彼らは幼年期を過ごした所から然程離れていない(夫婦どちらかが田舎育ちであるのも典型的)、閑静な舗装された郊外でポットプラントに囲まれた生活を好みます。若い時期は都会に出て一定期間を過ごした経験があり家庭を持つ為に古巣の近くに帰って来たケースが多いのです。
家庭学研究所のクリスティーン キルマーティンによると“若い時期に家を出る場合でもそれなりに密度の高い近場を選ぶ事が知られており全く勝手の違う町の反対側に移り住む事はまれです。” “彼らは町の同じ側から市内中心部に向けて移動しますが結局のところ又、元に戻って来ます。”Mr. and Mrs. Average は結婚前のある一定期間、同棲を経験している事が明らかです。(ABSの調査によると結婚した三分の二のカップル) 一旦このMr. and Mrs. Average が郊外に家を持つと彼らは車2台、一台はMr. Averageホワイトカラーとして勤める保守的なオーストラリアの会社に出勤する為に必要でもう一台はMrs. Averageがパートタイムの事務職に出向き二人の子供達を学校や保育園に送り届けるのに必要です。女性が29か30歳くらいで最初の子供をもうけ、以後事ある毎に3人目を作ろうかと話し合いますが先ずそれは現実にはならないでしょう。
キルマーティンさん曰く“二人がやはり平均値なのです。”
もう一つキルマーティンさんが指摘するのは平均的でありながらあまり人の話題にならない事、Mrs. Averageは過去に人工中絶を経験している事です。“中絶は平均的な事柄ではありませんが、70年代後半に女性の授精率が飛躍的高くなった結果と思われます。”
では“平均家族”をご紹介します。
実生活における“平均”家族、
平均的オージー一家の生活とはどういうものでしょう?オーストラリア家庭学研究所公表の数値をもとに見回した結果、典型的平均家族としてここにシンプソン一家が登場してくれる事になりその実生活を紹介してくれる事になりました。
多くの一家がノミネートされましたがメルボルンの東部郊外、ハンプトンパークに住むシンプソン一家が平均家族のプロフィールに一番近く合致しました。
スチュワートとシャロン シンプソンは共に35歳、結婚して7年ちょっとを越したところ。4寝室の家に住み子供は2人、ジョンが5歳でレベッカが生後21ヶ月。ジプシーと云う愛犬と“LS”と云う猫がいてマックスがカナリアで鶏小屋にはニワトリ。 子供達を平均値に違わない時期に出産し結婚前には半年の同棲期間 − それも典型的。
スチュワートは業務分析官としてテルストラ電話会社にフルタイム勤務、高卒後技術見習員として就職。
シャロンはビリーグヤット社の管理部門にパートタイマーとして勤務、双方合わせて年収は約60,000ドル。
どちらも大学には行っておらず、海外にも出た経験がなく(シャロンは休暇でバリ旅行を体験)将来はイギリスとアメリカに行って見たい希望はあれど最近の休暇ではメルボルンから数時間内へのドライブ可能なところが精一杯。
ではこれまでの生活は?
住居について;
カーブした舗装道路が続く、よくある郊外の住宅地。フォーセールサインと新築の赤いレンガ造りの住宅と更地がグレートオーストラリアンドリームを叶えてくれるのを待つ宅地造成地域。 シンプソン一家にとっては“カムデン”作りが我がドリームホーム ― 大きく広がったブリック仕様でファミリールーム、ラウンジダイニングと書斎を併設。寝室は4つあるうち一つはオンスイート付きでスチュワートとシャロン用、あと二つは5歳のジョンと21ヶ月のレベッカ用で残りの一つはシャロン曰く“スペアールームとして来客や友達、親戚用”。
各部屋を仕切る壁はまさしく家族の写真館、ディスプレーギャラリー。 シャロンの家族、スチュワートの家族、カウボーイに扮したジョンの写真やレベッカが精一杯ドレスアップした写真が壁を飾る。
壁に場所がなくなって溢れたものは台所の冷蔵庫へ。子供のころのものやジョンの3年保育の卒園証書が色々な公共施設の請求書と共にドアーに留めてある。要するにシャロンは写真が好きなのです。
シャロン曰く、“私はチャッドストーン育ちで家族も大体その町付近出身。スチュワートはシドニー生まれですが幼い時、家族が移り住んでそれ以後ずっとグレンウェイブリーで過ごしました。”
“ハンプトンパークに住む事は考えてもいなかったけど住宅展示場を見て4寝室とファミリースペースの広さが気に入りました。多くの展示住宅は2階建てでしたが子供がいるので階段の危険性が気になりました。 ネラ ワレンに更地がありカムデン スタイルの住宅を建てられるか不動産業者に問い合わせたところ丁度このハンプトンパークに良い物件があるとのことでこれに決めたんです。買った時は築3年でした。”
“レベッカが生まれる前に引越しました。以前はエンディーバーヒルに住んでいてそこもスチュワートがローンの返済中でした。 家屋評価額の95%をローンしていましたがそれって一般的なオーストラリア人の平均ですよね。 車2台、子供2人、住宅ローンは目一杯ってやつでしょ。”
“ベランダを取り付けたり舗装をしたりと多くはどうせやるつもりでしたが庭も含めてもう出来ていました。 天井のファンも良いのですがスチュワートがあまり好きではないのです。”
“ダクトを使ったヒーターはあるのですがエアコン設備はありません。次にやりたいのは台所の裏側部分、子供部屋の間にタイルを敷いて暖炉を作る事です。スチュワートはレベッカがもう少し大きくなって目が離せるまで待とうと言っています。 毎年、税務申告の時期には家の手直しをしていて前回はカーポートの延長部分にブリックを敷きドアをローラー式にしました。”
“公共の交通機関は余り良くないので車2台は必需品になります。私は日産のプレイリーワゴン車に乗っていて84年型です。スチュワートのコモドアーは数ヶ月前に買ったのですが実際には10年落ちで8,000ドルしたんです。これもローンでそろそろ新車が欲しいのですがスチュワートがもうこれ以上は借金無理だって言ってます。”
続編…その2
我々について;
カムデン様式の飾り窓からはラウンジルーム越しに三角屋根の巣で小鳥が水浴びしたりする様子や庭時計が見渡せます。 一転して内部は幼児の背の高さ辺りに鉛筆の悪戯書きがあるものの子供に優しい環境で統一され蒼色のカーペットには保護用のカーペットが広げてあります。
エンターテイメントユニットにはテレビ、ビデオそしてスポーツ競技で獲得したトロフィーやソフトボールバットのミニチュア版がスイングの形そのままにさん然と輝いています。スチュワートとシャロンは以前二人共プレイしていたのです。ジョンやレベッカが介入していない限り今ではさ程時間がなく、スポーツも楽しむ事は出来ません。それら飾ってあるトロフィーを片付ける事はしばらくないでしょう、何故なら過去の栄光の記念ですし彼らが出会ったきっかけでもあるのです。
シャロン曰く“父はよく私に‘あまり若くして所帯を持つなよ。大いに自分の生活をエンジョイしてから子供を持てばいい。’と言ってくれました。そして予想した通りになり、私自身もそうなる様に実践して来ました。”
“スチュワートは私のソフトボール時代のコーチだったんです。スポーツを通して知り合い会った途端に意気投合しました。それ以前、スチュワートは色々なスポーツに手を出していて、社交ダンスとかソフトボール、スキューバダイビングに空手、、、とか。でもどれも長続きしないんです。多分独身の特権とか言うやつで色々試していろんな人と知り合いたかったんだと思います。でも最後に私と知り合ったんですから、、。”
“知り合って未だ6ヶ月で彼の家に転がり込んだんです、ちょっとの間でしたが。それから6ヶ月後に結婚してこれでもう7年になります。彼、ムーンバの時期にプロポーズしたんです。お祭りみたいなものですが其処で花火を見て家に帰り、ソファに座っている時、突然ひざまずいてプロポーズしたんです。”
“何故ムーンバに行っている時、野外で毛布に包まって、ピクニック気分で花火を見ながらプロポーズしなかったの?”と聞いたら”イヤー、周りに沢山人もいたし、見られたら恥ずかしくて、、、“ですって。結局ハネムーンにタスマニアに行ったんです。
“私自身は大家族でした。母が再婚で私の父との間に3人、前の結婚で3人の子供がいて合計6人。よく母が私たち子供のことを騒々団なんて言ってました。”
“スチュワートの家は子供が4人、男女二人づつ。今、我が家はジョンとレベッカと一人づつ、二人して決めたことなんですけど二人だけの方が色々してあげられるような気がします。”
“20代の始めのころは子供なんか欲しいと思わなかった。出掛ける事と旅行して只、自由でいたかったものです。それから考えが変わったんです。スチュワートは何時も子供を二人欲しがってました。これって多分に金銭的な余裕があるかないかに寄るんだと思います。”
“若い時は学校なんて大嫌いでした。高校の第4教程までやったんですけどキャリアーとして続けたい課目も見つからなくて。スチュワートは高校を出ると直ぐテルストラに就職しました。もう16年になります。最初は技術部門の見習いとして就職したのですが現在は業務分析官(ビジネスアナリスト)です。これまでの待遇はとても良く今は管理職コースを学んでいます。”
“もし管理職に就ければ給与もアップされます。彼は未だ35歳ですから何れ就けると思いますが。私はパートで週25時間、事務職をビリーグヤット社でこなしています。ジョンが生まれる前から働いていて出産後1年半で雑用係として又、復帰しました。副収入の為なんですが家に閉じこもってばかりいるよりいいと思います。子供達をフルタイムで預けるより一緒にいられる方が好きです。”
“私の姉のところは子供が3人いて我が家の二人も良く面倒見てくれます。チョッと払うんですが子供達も家族と一緒にいられるのが幸いです。”
“平均的なオーストラリア人女性? 私のことかしら。子供達にとって最適な事、そして幸せな事。この二つは切り離しては考えられないでしょう。スチュワートは果たして平均的なオーストラリア人男性かどうかは判らないけどこうして一緒に暮らしているんだし多分我々一家は平均的なオーストラリア人家族なんでしょうね。”
その日、その日;
夏の午後、4:15分にはシャロンがプレイリーのハンドルを切ってドライブウェイを進みリモートコントロールでガレージドアーを空けます。キッチンではまだロングスカートとビリーグヤットのユニフォームのままです。
料理本を手にキッチンを動き回る頃にはTシャツ姿です。
計量カップをカップボードから出しボウルを他の棚から見つけ、引き出しからスプーンを取り出します。 1時間後にスチュワートが半袖シャツにネクタイ姿できれいになった子供達を叔母のところで拾って帰るころにはディナーの準備もOKです。今夜はソーセージキャセロールとベンチトップ、パンメーカーのお陰でホカホカ出来立てのパンが食卓を賑わします。
普段ジョンが最初に寄るのは外の三輪車、自転車、滑り台やブランコのあるところで裏庭がお気に入りです。レベッカはもうすぐ2歳ですが、ブロンドに青い眼をして34度にもなる暑さをものともせずスチュワートが作ったミニハウスがお気に入り。最近鶏小屋をくっ付けたのですが。
黒白ブチの猫が潅木の下に寝そべり、カナリアのマックスがベランダの日陰でさえずり黒いコットンボール状の愛犬ポメラニアン、ジプシーがレベッカの情熱的抱擁を待って庭の芝生を走り回っています。
スチュワート“もし自分が先に帰宅すれば料理もしますよ。シャロンも同様です。子供のことや料理など家庭内の雑用をする事もいといません。新時代の敏感な世代の男子とか何とかとは思いませんが責任分担をしているだけです。”
“特にこれが大好物と言う料理はないのですが、夏の間は週に一度はバーベキューをやります。私が焼いてシャロンがサラダを作ります。もし他に人がいればソーセージでも余計に焼いて食べていかないか誘います。”
“子供達と時間を過ごすのはとても大切な事です。双方仕事から帰って最初にやる事は遊んでやる事です。それが大好きでテレビには余り多くの時間を割きません。”
“私は毎朝7:30分にグレンウェイブリーに出勤するので朝は余り子供達と会えません。時々未だ眠っていますから。”
“我々にはテレビでも特に好きな番組がある訳ではありませんが時間さえあればシャロンと5時のチャンネル10のニュースは見ます。子供達はシンプソンが大好きです。”
“テレビの前では食事はさせません。シャロンがダイニングテーブルをキッチンに移動させ、そこで皆で一緒に食べます。 子供達の気が散ってダメなんです。平日は食事の後に風呂に入り8:30分には寝かせます。それからはシャロンと二人の時間で互いに好きな事をして過ごします。”
“週末はもうチョット柔軟性があって時々友人に所へ出掛けるか子供達と出掛けます。ジョンは土曜日の朝に水泳レッスンがあって、調理した朝食を一緒に食べてから連れて行きます。それと最近T−ボール(三角ベース)を始めたばかりなんです。我々がソフトボールや野球をやっているのを見て興味を覚えたのでしょう。外にいる事がとても好きですね。” 楽しむためにやる事が。
シンプソン家の余暇の楽しみ方は至ってシンプル、週に一回ステーションワゴンに乗って近くのファミリーレストランへ夕食を食べに行くか、天気の良い土曜日にはアーサースシートと呼ばれる所へドライブに誘い出させられるか。時として、車のお世話になる事もありません。
ベランダの角にはバーベキュー用のグリルが備え付けられており時として各種行事の中心的存在です。もし天気が保てば明日の晩も友人達が寄るのでこの週末、再度出番が回ってくるのは確実です。
最終章につづきます
最終章
シャロン“私達バーベキューをやるのは大好きです。 我が家の娯楽は外で友人付き合いするより家族が中心で家に人を呼んだりして多くの時間を過ごします。 もし夫婦で出掛ける場合はベビーシッターを頼んだり、姉に預けたりしますけど多くの場合は子供連れでサラダバーがあるような手軽なところへ夕食を食べに行きます。時には皆で映画を見に行ったりしますけどビデオはあまり借りません、まあそれもテレビの番組によりますけど。”
“私が育ち盛りのころはよくキャンプに行ったり、週末はビーチに行ったりしていました。今でもそうしたいのですが現状ではそう簡単にはいかなくて。特にこれからは日曜も働くようになるし。最近はちゃんとした休暇を取って何処かへ行くことはしていませんがスチュワートの仕事の関係で休みを兼ねてここから数時間で行けるワーマムブールやハミルトンへ行きました。”
“スチュワートが仕事で数日滞在している間、一緒について行き子供達に町を見学させました。すごく気に入ったみたい。”
“ジョンがテレビでムービーワールドの宣伝を見て行きたがっています。多分、今年の後半かな、クイーンズランド旅行に行けるのは。私、海外には9年くらい前に一度だけ当時のボーイフレンドと行った事があるだけです。”
“バリ島に行ったんですけど当時でさえ歩いているとドラッグとか何やら売りにこられてもう行きたくないわ。そういう所ってもう行く気にもならない。 スチュワートは7歳の時にイギリスに親族を尋ねて行った事がある以外は海外には出たことがありません。だからパスポートや何かもないの。”
“何時だったか、今年はハデに休暇でイギリスにでも行ってみるかと話合ったんですけどスチュワートがレベッカは小さ過ぎるって、多分そうね。特別な事をするのならもう少し大きくなって、将来ずっと覚えていられる頃になってからね。”
“私達名義の有価証券があってそれを売却すれば現金が入るけどそうでもしなけりゃそんな大旅行は計画出来ません。お互い親戚がいるので宿泊費用は掛からないけど出来ればついでにアメリカにも回ってみたいと思います。”
将来は:
家の奥手には子供達の専用スペースがあって将来予想出来る事をスナップ写真にしてあります、子供版縮小家事部屋とでも云いましょうか。 ジョンとレベッカ専用のエンターテイメントセンターにはジグゾウパズル、クレヨンからテレビとビデオもあります。トーマスタンク消防車のビーンバッグやウィニープーのミニソファからレベッカは最近何かのお祝いで貰ったプラスティック製のミニキッチンまで持っています。
スチュワート“子供達には大学まで行って欲しいと思いますがもしイヤならそれでもしょうがないでしょう、無理やりって訳には行きませんし。私立学校の方が教育程度も高いと思いますが費用も高いしね。何とかしっかり貯めてせめて高校ぐらいは私立に行かせたいと思っています。”
“子供達が学校に行くようになってもシャロンは多分フルタイムの就職はしないでしょう。金銭面では大変ですけど何とかします。まあその頃には良い教育を受けさせる事が何より大切でしょうから。”
“我々の子供達は将来、失業とかも考えなくちゃならないし我々の世代のようにノーテンキに母親にバイバイと言ってフラフラと友人宅に行くにも気を付けなくちゃならないでしょう。”
“僕は未だテルストラにいてシャロンも結局今と同じ事をしているでしょう。特に今以上の事を望んでいる訳でもないしね。果たして将来設計ってやつは我々個別に定められているんでしょうかね? まあ部分的にはね。”
“家族間の繋がりを尊重し親密さを重視する我々の教育方針は将来、子供達が大人になる上でそれなりの良い影響とインパクトを与えると思います。我々と似た者同士になってくれてもちっとも困りません。”
では、何が平均値でしょう?
n 子供二人
n 車2台
n 住宅ローン
n 夫がフルタイム勤務
n 妻がパートタイム勤務
n 家族として二人合わせて年収60,000ドル
n 妻が最初の子供を29歳で出産、夫は31歳
n 居住地は夫婦どちらかが子供時代を過ごした近く
n どちらかが田舎育ち
n どちらも海外旅行の経験がない、片方が休暇でバリ島とかに行った事があるかも
n どちらも大学には行っていない
あなたはどうお感じになりましたか。
オーストラリア人と日本人を比較?するときにオーストラリアの本質を理解する上で、警鐘を投げかけているようなコラムと豪州屋は感じます。時にオーストラリアは保守的と言われることがありますが、このエッセイを読むとなんとなくその理由が伝わってくるような気がします。
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抄訳担当:豪州屋オーストラリア委員

