あなたに知ってもらいたいオーストラリア

新聞などで目にするオーストラリア記事の中で「こういう情報こそ日本に紹介してもらいたいよな」と思う記事を抄訳するコーナーです。

第9弾

オージー流"ネームゲーム"

風変わりな名前?それともトレンディーな名前?

by Jessica Lawrence 18/05/03 Sunday MailYou'll never guess what they called their kids - The name game Sunday Mail (QLD) より

日本では「今年流行した赤ちゃんの名前人気ランキング」なんてものがありますが、最近の豪州でもそういった傾向が出てきているようで、ポールやマイケルと言った普通の名前から一歩踏み出して「珍しい?」名前も結構あるようです。トレンディーと言うべきか、それとも風変わりと言うべきか?意見記事を抄訳しました。

「オージー流 "ネームゲーム”」

 The name game

毎度お馴染み'クリエーメール日曜版'からの転用ですが我が子に託す親の心理は何処も同じ、古今東西何処でも自意識が高いようで尤もポピュラーな名前から判らんちんな今風と云うか奇抜と云うか…最近のオーストラリアントレンディーを一部ご紹介してみましょう。

記事の出だしはこんな風です…最近クイーンズランド州の親達は新生児に革新的な名前を付ける風習がありますがこれは時として子供達自身の将来に傷を残す場合もあるようで…

Rain(レイン)、Dove(ドーブ)、Oceana(オセアナ)とかIndia(インディア)などは新生児登録台帳に良く見受けられる名前です。しかしチャイルドケアーの専門医は時として間違った命名は将来その子供に重大なトラウマを残す可能性を孕んでいると指摘しています。小児心理学の権威であるマヘラマーフィーブレナンは新生児に奇抜な命名を付ける場合、将来予想されるかも知れないトラブルを充分認識すべきであると忠告しています。

"その一風変わった名前ゆえ仲間うちから突出してしまうと、からかわれたりするので本人はなるべく目立たない振る舞いをしがちで自信喪失からはたまた自閉症にも陥るかも知れません。"

"更に将来、その名付けた子供が大人になり何らかの専門職に就労した場合、名付け親としてはその名前がプロとして周りから信頼性を得られるかも判断しなくてはなりません。"

"マザー&ベビー"誌のエディター、マーガレットラフィティー女史は二人の子持ちですが最近の調査では男子より女子の方がその"風変わり"な名前に上手に対処している、との結果報告があると指摘しています。何れにせよ親としては充分に考えて選んで欲しいものです。

"その子供自身を良く知るまでは将来性格がどう変わるか判り得ませんし"風変わり"な名前にどう対処して折り合いを付けて生活して行くかも見極められません。""名前は熟考し色々なケースも充分に考え、呼ばれそうなニックネームやイニシャルの表示にも気を使って選ぶ事です。"

時として有名人と呼ばれる人達は一風変わった名前をその子孫に付ける事で知られています。イギリスのサッカー界のスター、ベッカムと前スパイスガールズの一員だったビクトリアは息子達にブルックリン(Brooklyn)とロメオ(Romeo)と命名しています。又、料理の鉄人ジェイミーオリバーと奥様のジョールスはその娘達をポピーハニー(PoppyHoney)とデイジーブー(DaisyBoo)と呼んでいます。

ブリスベン郊外、サムフォードのエレンマッケンジーとリサーチサイエンテストのご主人、ジェーソンは6人の子供達に特殊な意味と響きを持たせた名前を選んで命名しています。その中にはオセアナ(Oceana)、ルエン-メエー(Ruen−Mae)、ルル(Lulu)とケーン(Keahn)が含まれます。

"一番下の娘にはオーストラリアが位置する場所を如実に表すオセアニアに因みオセアナと命名したんです。" "ルエン-メエーは古代ローマが倒壊するドキュメンタリーを観た折に何となく力強い名前だと思って、、"

エレンさんご自身はこれら"風変わり"な名前が将来子供達に取って疎ましいものにはならないだろうと確信しています。"子供の名前に関係なく人はしたい事をするでしょうしそれを防ぐ手段もありませんしね、、"

ロイヤルチルドレン病院の小児病棟で働くスージーバーデンさん曰くこの2年くらい前から"風変わり"な名前が数多く出て来ているような気がします。"最初仕事に就いた頃は一般的に良く知られた、ごく普通の保守的な名前が圧倒的に多かったように思いますね。"

しかし最近ではどんな名前にも驚かされる事はありません。これからはそんな"風変わり"な名前、、と云ってマユを吊り上げたりする事もないでしょう…。

ではオージー版、最新トレンディーな名前、男女のトップ6です。

女の子 TOP 6 順位 名前 豪州屋コメント1位Rumi ルミちゃんってのは日本の専売特許だと思ってましたが?2位 Cedarシーダーって云うと杉の木ですよね?3位Shae Honey シャーハニーって云うんでしょうか、将来カレシが出来るとシャーハニーハニーなんて呼ばれるんでしょうね4位 Cherokeeチェロキー、こりゃクライスラーの回し者か?5位 Rusty ラスティー、、何か錆付いてるような、、還暦を過ぎれば渋くてカッコいい名前かも知れません。6位 Devintah デビンター、、こんな名前が発音出来て何故YukoとかMayukoやKazukoが云えないんでしょう、、男の子 TOP 61位Branブラン、余り馴染みがありませんね。2位 Zephyr ゼイファー、直訳すれば西風ですが何となくゲーム風ですか。3位Zeth ゼス、これも見渡す限り知ってるオージー仲間には皆無。4位Amos アモス…何か生まれた時からアッチ風で、男らしくない?5位 Rufus ルーファスって発音するんだと思いますが、貴方の周りにいます?6位 Storme あのストームでしょ?でも語尾のeが何かフェミニンなんですよね。

オマケ;

オーストラリアでも語呂合わせじゃないけど前と後ろを上手く合わせた命名をするしゃれ者が居るんですよ。これは実例でご本人には了解取ってませんのであしからず、、。

DamianDamiano

NielNielson

SteveStevenson

JackJackson

PaulinePaulson

日本語名だとこんなところでしょうか; 山里里子、大塚塚雄、吉田吉男…、

気を付けなくっちゃいけないのは「まり」さん!、、水田さんや五味田さんに嫁ぐと大変です…。

By 豪州屋ブリスベン支局

考察

人ごみの中で、「ポール」、「マイケル」、「ジョン」と大声で叫んでみたとしたら、一人や二人は振り返るんじゃない?、、、というくらいオーストラリアではこれらの名前は一般的ですが、つまり日本で言う苗字の「鈴木さんや伊藤さん」に相当します。でして、豪州屋もいろんなところのポールさんを知っているのですが、オーストラリア人の名前を覚えるときは逆にフルネームで覚えて区別できるように癖をつけています。逆にオーストラリア人に対しては自分の名前(和名)は長すぎるのでKAZUYOSHIのうちKAZUと短く覚えさせるようにしています。でもKAZUが付く名前なんか日本ではいくらでもいるので、いずれはオーストラリア社会でも「どこのKAZU?」なんてオーストラリア人に言われてしまうかもしれませんが。(笑)

でして、上記のポールやマイケルなんですが、オーストラリアではファーストネームで呼ぶのが普通ですから、豪州では当たり前のような高離婚率において、再婚相手の名前が「前のダンナ」と同じマイケルだった…なんてこともあったりするわけで、「マイケル!I LOVE YOU」なんて前と同じことを女性は平気で言い続けられるのだろうか?なんてツマランことを考えてしまった豪州屋です。(笑)

Byいつもの豪州屋

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