あなたに知ってもらいたいオーストラリア
新聞などで目にするオーストラリア記事の中で「こういう情報こそ日本に紹介してもらいたいよな」と思う記事を抄訳するコーナーです。
第10弾
最も危険なビーチ〜 QLD編
毎年日本人も1人や2人は事故に会う現実から…
今回はオーストラリアのビーチは危険なところが多い!というお話です。これから泳ぎに行く予定の方は「ライフセーバーの指示に従って」楽しみましょう。
「最も危険なビーチ〜 QLD編」
一見けばけばしいゴールドコーストの海岸にも暗い一面があります
リップ“激潮“(リップカレント)と呼ばれる海浜部でここクイーンズランドの海岸をエンジョイする場合、最も危険度の高いエリアとして知られているからです。
最新の調査結果発表では州内、危険度トップ5のビーチが全てがゴールドコーストに集中しています。オーストラリアのビーチ保全協会プログラムによるとゴールドコーストの海岸は不慣れな海水客にとっては“一般市民にはハイレベルの危険度”或いは“潜在的に危険”と言う表示をしています。
この記述はお馴染みのライフセーバー諸君によっても裏づけられており、本来この場所だけは安全である筈の“フラッグ−旗”間に海水浴客を留まらせて置くのに四苦八苦している諸氏の日夜の努力が最大のストレス要因である事が判ります。
12月26日のボクシングデイにはブリスベン在住のケイロンムーアと言う49歳の父親がパームビーチで溺死しましたがこれはホリデー余波のイモ洗い状況の人並みと2メートルを越す波が原因と見られています。
報告書にはサーファースパラダイスは“激潮だらけ、、、”と記載されているようです。
ライフセーバークイーンズランドの担当官、ピーターダウ氏によると押し寄せる外来客やツーリストが更に事態を悪化させていると嘆いています。サーフパトロールの期間中、“予防呼びかけ、、”とでも言う危険防止の為のライフセーバーによる呼びかけが何と記録的な6181回を数えています。その殆どが安全区域内(安全フラッグ“旗”)に留まる事をお願いするだけの事であり、如何にライフセーバーの注意に耳を傾けない御仁が多いかを物語るものです。
更に続けてダウ氏はゴールドコーストとサンシャインコーストビーチ夫々の危険度は非常に高いものであると明言しています。
サンシャインコーストのサンシャイン及びクーラムの海岸とアレキサンドリアベイは危険度10点満点中、6点と表示されているとの事です。ゴールドコーストの南部ではその海岸地盤の柔らかい事と昨今の海水浴客増加に伴ってその危険度は近い将来、サーファースパラダイスに引けを取らなくなる事は確実です。
“ゴールドコースト南部では高層建築が少なく低層階の建造物が多い為、おのずとライフセーバーの詰め所も横に広がってしまいます。”従って一般海水浴客は自分達の安全を確保する為にライフセーバーの詰め所から安全表示旗のある5−600メートルの地点までわざわざ来てくれないのです。
何時の時点でもゴールドコーストの海岸には常時100を優に越すリップ“激潮”が存在すると言われています。底辺部には砂がある為に常に移動を繰り返し、今日安全な場所でも翌日には変動している事が頻繁にあります。
ライフセーバーのワーレンヤング氏曰く、ゴールドコースト市役所ではビーチの安全を優先事項として考え、他の各種お役所サービスに先駆けて常に充分な人材投入を続け安全確保に努めているということですが、パトロール範囲はどうしても最大500メートル程度が限界なので、まずはその範囲で泳いでもらいたい。。とのことです。
リップカレントにはまると、どんな強靭な競泳選手でも戻ってこれません。横に泳げば済むことなんですが、知らない人ほどまっすぐビーチを目指して泳ごうとしてパニックになってしまいます。 本当に危険ですからライフセーバーの指示に従いましょう。
By 豪州屋ブリスベン支局
考察
ともあれ、これからオーストラリアに行く人達から「オーストラリアではよくサメが出るんですよね。ビーチで泳いで大丈夫ですか?」なんて質問を受けた方も多いかと思いますが、正直言って毎日サーフィンしたってサメに出会わない人が大部分のはずで、豪州屋が感じるにはオーストラリアの海で一番怖いのは上記のリップカレントとクラゲ(ボックスジェリーフィッシュ)だと思っています。実際にこの2つで怖い目に何度もあっていますので、豪州屋も昔は「海は怖い怖い」といつも思いながら用心深くウィンドサーフィンしておりました。
用心したってさらに予測できないトラブルが起こるのが自然というもので、ウィンドサーフィン中に突如ウミガメが浮上し、みごとに衝突してFIN(スケグ)が壊れて戻って来れなくなったり、急に風向きが変わって泣きそうな思いしたりと、「かっこいいスポーツ」に見えるワリにはいつもビクビクしながらセーリングしておりました。
まずはライフセーバーの言うことを良く聞きましょうね。
Byいつもの豪州屋
当コーナーは豪州屋が勝手に抄訳しているため、他への転載はご遠慮願います。

