オーストラリア時事英語あれこれ

〜豪州特有の英単語や言い回しからオーストラリアを知ろう〜

Mate マイト(仲間?)

豪州屋

「クラスメート」などという時の「メート」と同じ言葉ですが、オーストラリア 訛りのせいで「マイト」あるいは「マイッ」と聞こえます。映画(たとえば「ク ロコダイル・ダンディー」)などでよく戯画的に使われる(でもホントに言って る)「グダイ・マイッ(G'day, mate)!」という挨拶でもおなじみです。

 旧宗主国イギリスとは違い、階級のない社会であることをお互いに確認するため なのか、誰彼かまわずmateにしてしまうようなところがあります。もっとも、 これを頻発するのはやはり庶民の様で、あらたまった場面ではそれほど耳にする ことはありません。

 この言葉に「〜であること」をしめす-shipがつくと、友誼を重んじ、友のため に一肌脱ぐことをいとわないオーストラリア人特有の美徳(とされている)をし めすmateshipになります。戦争体験などから、自らの生命を危険に曝してまで 友を助けるmateたちの美談が今に語り継がれています。ほとんど仁侠物の世界 です。

これが悪い方に出ると、正義や法律よりも友人関係を優先してしまうことになり かねません。近年世間を騒がせた保険会社や通信会社の大型倒産の際も、経営者 達が株主や従業員らの多大な損失を尻目にお互いに巨額のボーナスや融資を供与 しあったり、司法の追及に対して庇い合ったりする様子が問題になりました。 善くも悪しくも、mateの存在はオーストラリアで生活していく上で欠かせない 重要さを持っています。

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