豪州屋Roo子のオーストラリア雑感集

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ビーチを歩こう!

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最近、海まで車で5分、という場所に引っ越しました(メルボルン郊外)。そこで、ハマっているのが、 ビーチウォーキング。ヤラリバー沿いのトレイルもとても気にいっていましたが、海 沿いに続くトレイルは、視界が開けていて、最高に気持ちよいのです。

私のお気に入りの時間は、夕食後。陽の入りが早めになったとはいえ、8時半すぎま で明るく、かもめと夕焼け空を眺めながらのウォークで、一日の疲れもふっとびま す。メルボルンの海は内海なので日中の波は高くないのですが、夕方は風が出てヨッ トやウインドサーフィンの人たちが夕刻まで楽しんでいます。ビーチではまだ水浴び をしている子供もいるし、夕方7時半からは犬を連れてビーチを散歩してもよいの で、犬の散歩組も結構います。雲が全くない日は、真っ赤な太陽が水平線に沈むのが 見られますし、日が暮れてから歩く時は、シティの夜景やメルボルン湾内を航行する スピリット・オブ・タスマニア号が浮かび上がってきれいです。

砂浜の延長にトレイルが出来ているところもあれば、場所によっては、高台から見下 ろす位置になり、起伏に富んだコースも選べます。砂浜を歩くのは、足の力を要しま すが、それこそ裸足になって歩きたくなります。知らず知らずのうちにいい運動に なっており、次の日はふくらはぎが少し痛かったりするのですが。

ビーチは歩く、という発想そのものが、オーストラリアに来てからの「発見」でし た。何キロも、何十キロもビーチが続いているだけでも感動ものですが、それを歩く という楽しみがあったなんて。日本でも、海を見にいくのは好きでしたが、これほど の長い距離を歩いた経験はありません。子供達のチャリティの募金集めにも、この ウォーキングトレイルが使われたりします。僕・私が16キロを見事に歩き通すので、 お金を寄付してください、と周囲の大人に頼んでまわり、集めたお金を学校経由で団 体に寄付するものです。健康にも役立つし、お金は集まるし、とてもいいアイデアで すよね。

ある夫婦連れで、朝6時から1時間歩いている、という人がいます。この時期、6時は 日の出前で暗いのですが、歩いているうちに夜が明けてきて「この世界一人占め」の ような感覚を楽しめるのが最高、だそうです。そう聞くと、よーし、やってみよう、 と思うのですが、どうも朝早く起きるのは苦手で、なかなか実行は難しそうです。イ ンターネットを早く切り上げて、早寝早起きをする生活に切り替えてしまえば、と思 うのですが、目覚ましを止めて二度寝してしまうのがオチでした。そんな朝早い時間 にも、驚くほどの人数がトレイルを歩いたり走ったりしているそうで、本当に、オー ストラリア人は、トレーニング好きだなあ!と感心します。

さて、気になる体重の方は・・・どうやら、体重を減らすためには、犬を連れずに 早足で歩く必要があるようですが、大抵は犬も一緒に、時には防波堤の先まで行っ て、釣りをしている人と話したり、立ち止まって夕陽やウインドサーフィンに見とれ たりしているものですから、そちらの効果のほどは、なかなか・・・それでも、一 度減った体重をリバウンドさせずにここまで来ています。一応2キロ減と記録にとど めておきましょう。まだまだ一層の努力が必要ですが、体重が減らなくても、ビーチ ウォーキングはオーストラリアでのお気に入りヘルシーアクティビティの一つです。

豪州屋のオマケ

海岸線の長さではオーストラリアにひけをとらない日本なんですが、どうも日本の海岸を散歩すると、「昆布とりのおばちゃん」とすれ違ったり、「磯の香り」漂う漁港だったり、生活観があまりに滲み出ている場所になっていて、「ロマンティック」に歩く…という点ではオーストラリア軍配があがってしまいそうですね。

そういえば以前、家族を連れてオーストラリアの浜辺を散歩したことがあったのですが、そんな雰囲気を味わう前にいきなり「晩御飯のおかずのPIPIとり」(貝とり)が始まってしまって、散歩しているオージー達の横で下半身ずぶぬれになりながら家族揃って「ここにいっぱいあるよ!」なんて漁師一家となってしまいました。

日本人にとって「海」とは生活に密着した場所ということで、精神的な恵みを海から得るよりも「今日の晩飯の食料」のような物質的な恵みに走ってしまうようで…(笑)

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