豪州屋Roo子のオーストラリア雑感集

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★アウトドア・エデュケーション

camping

Roo Kidがオーストラリアに来てはじめてのアウトドアキャンプに参加しました。 キャンプから帰った彼女は、バスを降りた途端、真っ先に私の姿を探し、抱きついて きました。家に帰って、自分の部屋に入り、「わーベッドだーあーベッドがあるって シアワセー」何食べたい?と聞いても「なんでもいい、作ってもらえるものなら」 たった3泊4日で、彼女をこんな素直な女の子に変えたキャンプは、日本の中学校で 行ったキャンプとはかなり違うものだったようです。

バスで2時間ほどの湖に着いて、まず、登山用リュックに荷物をパック。制限された 量を持ってきているのですが、リュックに入りきらないとバスに残され、最終日まで 使えない。服は昼間用一着と夜用が一着のみ。ウールのセーターは必ず一着入れる。 ・・・コンパクトにしてきたつもりがやはり少し積み残しが出たそうです。

15-6人の班に学校の先生1人と、委託している民間のキャンプ運営会社のインストラ クタが2人ずつ付き、2人のりカヌーをこぐこと7-8時間(途中、ランチ休憩あり)。 急流はそれほどないし、プロのカヤックの先導役がいるので、川に落ちることはな かったようですが(それでも1−2ペアは落ちたもよう)登山などに比べれば時間の たつのは早かったよう。ただ、浅瀬ではカヌーが進まないので、川に入ってカヌーを 押さなければならず、その時が冷たかったそうです。(学校から借りたウォータープ ルーフのオーバーパンツをはいてカヌーに乗っていました)

日の暮れは6時くらいなので、4時ごろには目的地に着いてテントを張り夕食の準備で す。といっても、各自が用意するので、ある者はお米を炊きパスタをゆでましたが、 RooKidは、真空パックのご飯を温め、レトルトに入ったハヤシルーをかけて食べま した。中華なべで野菜のステアフライを作った人もいたようです。カップヌードルだ けでは4日間体力がもたないわよと事前に食事計画をたてさせられていましたが、や はり、カップヌードルはどの子も持ってきていたようです。缶詰は重いので持参禁 止、代わりに乾燥フルーツとナッツのミックスや、果物、スナックなど各自持参して いました。

飲料水は、1.3リットルほど持参したものを4日間大事に飲み、料理に使う水は川から とったのですが、砂は混じっているし、藻のようなものは浮いているし。カップラー メンのときは、煮沸するからいいか、と使ったそうですが。キャンプを夏にしないの は、食料がくさらないし、汗をかかないので水があまり要らないからだということで す。

問題は夜、でした。8時には寝るということで、一度は眠りにつくのですが寒くて目 が醒めるのだそうです。夜用の服に帽子も手袋もマフラーもして、ウールのセーター も重ね着して寝たのだそうですが、特に足が冷える。トイレに行くには、真っ暗な林 を小さな懐中電灯で照らし、離れたところまで行って穴を掘る。朝起きてみれば、テ ントの外につっておいた昼間用の服に霜が降りている!それでも、その服しかないの で、濡れたままのをえいっと着ていたそうです。一日終わって、キャンプサイトに着 いて夜用の服に着替えるまでは水着を着ているような感覚だったそうです。

こんな感じで、初回のキャンプはともかくも終わったのですが、真冬にあたる8月に また5日のキャンプが待っています。今度は、いかだを自分で組んで川を下るそうで す。小学校5年生くらいから毎年、このようなキャンプがあり、大抵は9年生の日程が 一番長いです。学校によって特色を出しており、私立のある学校では、8週間も郊外 にある宿泊施設でコミュニティの生活を経験させます。いわゆる授業はないのです が、生徒はbudgetを与えられて買い物し、自炊し、洗濯や片付けも、日中の仕事も (Farmやofficeでボランティアとして働く)して、「自立」体験 をします。

この、学校外エデュケーションへの力の入り方、志向しているものが日本とは完全に 違う気がしますね。 ともかく、状況に応じて自分で工夫、対処する練習、というのでしょうか、それを培 うのが目的かと思います。男子校の場合、さらに過酷な「野宿」キャンプもあったり するようです。 数年後、サバイバルライフはRoo Kidsにお任せよ、となりますかどうか。

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豪州屋のおまけ

その昔、豪州屋が現地の大学に通い始めた途端に「フィールド・トリップ」というものを体験したことがありました。5日間のキャンプで、簡易便所はあるけど、風呂なし、電気、水道なしの「サバイバル合宿」で、指導者側の狙いは、「生徒同士の交流」と「ティームワーク、リーダーシップ」の基本を体で覚えさせる狙いだったのでしょう。

大学といっても、マネージメントを履修する大学院のコースで、社会人も多く参加しておりまして、弁護士の卵やCPAやManager、そして家族もちのお父さんなど多彩で、「なんで今更こんなことせにゃあアカンのだ!」と現地オージー達はブーブーでした。

ですが、合宿が終わると「いつの間にみんな意気投合」したことはして言うまでもなく、卒業後8年近くたった今も、「あのときの合宿の時、シャワーに入りたくて、近くの沼で俺は体を洗った!」なんて笑い話で話が盛り上がります。で、彼らはさまざまなフィールドで現在活躍していて、今となっては彼らとのネットワークはビジネスに大変役立っていますし、豪州屋のオーストラリアでのひとつの財産だとおもったりします。

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