豪州屋Roo子のオーストラリア雑感集

kangaroo

フォーマルダンスを前に…(中高生編)

dance

日本の高校にはあってオーストラリアの学校に無いもの:体育祭と文化祭。では、 オーストラリアの高校にあって日本の高校には無いものは・・・ その筆頭は、フォーマルダンスパーティということになるでしょうか。大人社会への デビューの意味合いがあり、男子生徒はタキシード、女子生徒もイブニングドレスで 学校指定の会場に集合し、ディナーつきのダンスパーティを楽しみます。ダンスと 言ってもステップを知らないと踊れないようなものばかりでなく、一緒に調子をあわ せていれば何とかなる、ディスコ調のパートもあるそうですが。

大抵はYear11か12になってから行われますが、学校によってはYear10から行われると ころもあるようです。必ずしもカップルになって参加しなくてもよく、仲の良い友達 同士で行けばいいのですが、相手が既にいるならばもちろん、このときとばかり、知 り合いに声をかけて「その日だけの」カップルとなって参加する生徒もいます。男子 校、女子校それぞれで開かれるので、お互いに、相手となっていけばちょうどよいと いうわけです。共学校であっても、学校外から友達を連れてくることもOKのようで す。

タキシードとドレスはどうするか、というと、借りる(Hire)することもできるので すが、さて、どんな感じなのかと、まずはショップを物色してみます。せっかくの機 会だから、それほどの出費でなければ用意してあげようかなあ、と血眼になって探す のですが、親にとって悩みの種は、女の子は、2年続けては同じドレスを着たがらな いということ。つまり、せっかく大枚はたいて買っても、一度きりしか着ないかもし れないわけです。大学以降もオーストラリアに住むのであれば、また着る機会がある かもしれないけれど、日本に帰ったら、これほど肩や背中を露出したイブニングドレ スを着る機会があるかどうか・・・悩むところです。器用なお母さんなら手作りの ドレス、もあり得るのでしょうね。

出費はドレスだけではありません。ドレスに合った靴(サンダル)、ネックレス、当日 のメイクアップ、美容院代など、計算すると頭が痛くなるほどです。日本人の女の子 は、メイクアップや髪の毛など器用に自分で仕上げる生徒もいるようで、Roo Kidも 自前で何とかすると言っています。学校主催のパーティの前には誰かの家に集まって Before Partyというものが開かれ、その会場からタクシーやリムジンで学校主催の会 場へ向かうのだそうです。また、After Partyというのもあるそうで、はじまりが既 に深夜ですから、帰宅は午前様になるというわけで、どこまでの参加を許可すべきか と、これまた考えてしまいますが、お酒は出されても飲まないと言っているので、信 用することにしましょうか。

Roo Kidの場合、以前、教会主催のダンスクラスに参加したことがあるので、少し雰 囲気はわかっています。普段のクラスはスカートであれば普段着でOKと言われてい たのですが、クラス最後の日は「わざわざ買ったり借りたりする必要はないけれど、 親のクロゼットから、ドレスアップできるものを探してみましょう。もちろん、メイ クやアクセサリもして自分を最高に演出して。髪はアップスタイルがいいでしょ う。」など、これでもかと雰囲気を盛り上げるお知らせがきていました。

こういうビッグイベントを前に、「羽目をはずさないようにね」と’注意事項’ばか り思いつく私は古いタイプの日本人?なかなか「思いっきり楽しんで来なさいねっ !」と気持ちよく送り出すのがニガテなんですね。心の中では、「学校生活のほかの 部分ではオーストラリア人に混じって頑張っているのだから、こういう部分だけ日本 人調に控えめに、といっても無理な話かもね」とわかっているのだけれど。ダンスと 言えば、文化祭の打ち上げでフォークダンスを踊ったことくらいしかない親にはお手 上げ、はい、降参です。さて、当日はどんなことになるのやら

Roo子へメイルはお気軽にこちらから

kangaroo
Roo子さんのエッセイ