豪州屋Roo子のオーストラリア雑感集

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公立VS私立〜豪州の中学高校選び(その2)

 学校

学校の選択は、家族で渡豪する前に、親だけが先に行って候補の学校を視察し、あら かじめ絞り込んでおいて、子供たちが渡豪した際にいくつか見て決める、というプロ セスをとりました。子供とて、目が肥えているわけではないので、あそこもいいな あ、ここもいいなあ、というような状況で迷うばかり、また学校見学も度重なると億 劫になってくるからです。最終的な判断は本人に任せましたが、決め手の中には、入 学事務担当の先生の印象、や制服の色(!)なども関係したようです。それでも、セ カンダリースクールにもなると学校も社会も「自立」を求めますから、本人が決める ということはとても大切なのです。

さて、入学した直後は、事前に思い描いた学校生活と違う点も多々あり、もっと他の 学校もみておけばよかった・・・と思うこともあったRoo Kidsですが、ある程度慣れ てきた今では、どこでも多少の問題があり、いいこともあり、完璧な学校はないか ら、と納得しているようです。でも、今、仮に再度学校探しをするとしたら、こんな 点に気をつける、ということを書いてみます。

1)共学か別学か 本人の好み、性格で決めるべきです。一般的には、別学の方が規律を厳しくしやすく お行儀がよいと言われます(日本人の観点からだとどこも落第点ですが)。ティーン エージャーの世界共通の問題、タバコ・アルコール・ドラッグなどは、どの学校でも それが皆無ということは無いと思ったほうがよいようです。(問題があっても公には ならないだけです)比較的、共学の方がその波に飲まれやすい雰囲気がある、という ことです。また、この年頃は、どこでもグループをつくりその中で固まる傾向にあり ますが、特に女子校はそれが強いということは覚えておいた方がいいかもしれませ ん。

2)ひと学年の人数 少ない学校では2クラス、50人ほど、多い学校では150人から300人ほどもい て、学校による差が大きいので、これはチェックポイントです。一クラスの人数は1 5人から25人で大差ないのですが、人数が多くなれば、自分を主張できるタイプで ないと取り残されやすい、ということがあるかもしれません。それでも、日本のマン モス校やアメリカの中学高校(ひと学年が1000人もいる学校もあります)に比べ れば、少人数で手厚い、ということになるでしょうか。少人数の学校は、一人一人に 目が行き届き幸運だと思いますが、友人関係などは広がりがないし、オーケストラや スポーツチームも大規模校には実力がかなわない、というのは仕方ないことです。

3)どんなESLプログラムか ESLプログラムを持たず、外部の語学学校で授業を理解するための英語を身につけ てから入学を許可する学校もあります。低レベルのESLに終始するところもありま す。取り出しサポートをしてくれる学校もあります。ひとついい点は、ESLには各 国から来た生徒がおり、先生方も文化背景が違うということに理解がある場合が多い ので、英語力がついた後でも、何かと相談にのってくれる優しい先生が多いことで す。英語になれないうちは、この時間だけがほっとできると感じる子供が多いので、 その意味でも何らかのサポートがあるといいと思います。

4)第二外国語の科目 大抵は、フランス語、ドイツ語、中国語、日本語のなかのどれかが組み合わされてい ます。日本語のクラスがある学校が多いのですが、そうすると、日本語や日本の文化 を習う子供が興味をもって近づいてきてくれる可能性があります。宿題代行屋として 人気者になれます。

5)アウトドアプログラム 学校によって大きく違います。特に9年生で思い切ったプログラムを実施する学校が 多いです。ある学校では1年間、郊外にある寮で過ごさせますし(学期と学期の間の 休みには家に帰れます)、ある学校では2か月間です。そのような長期のプログラム はどこでも実施しているわけではないので、魅力を感じるようであればよく調べた方 がいいでしょう。3-6泊のキャンプはどの学校にもありますが、その内容も、楽しい お気楽なキャンプから、サバイバルキャンプ(10-15泊)、野宿キャンプ、自前の キャンプサイトを持つ学校などもあります。

6)スポーツ 課外活動でスポーツをするのが一般的で、それも数種類を並行して行うことも可能で す。土曜日に他の私立校と対抗試合をする学校と、ウイークデーだけで活動をすませ る学校があります。

このような点以外に、学校全体の雰囲気や、生徒の感じ、肌合いが合うかどうかとい うこともありますので、逆に情報をもたずに、第一印象で決めてしまい、他のことは 考えない、というのも悪い方法ではないかもしれません。ひとつ、日本人の発想と違 うのは、オージーの場合、「もし選んだところが問題があったら、他に移ればいい」 とすぐ考えるところでしょう。石の上にも3年、はこの際通用しません。学校が終 わってしまいます。先生方も、生徒がHappyであるかどうか、を重視しますか ら、他の学校に移ることをネガティブに考える必要はありません。ただ、日本人のメ ンタリティとしては、ホイホイと環境を変えることに抵抗がある場合が多いですか ら、そのあたりは、周囲に左右されないことも大切ですね。

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