豪州屋Roo子のオーストラリア雑感集

kangaroo

Roo子のエッセイを始めるにあたって

豪州屋さんからWeb上の私の名前は「豪州屋ROO子」でいきましょう、 と連絡があった。ROOはもちろん、KANGAROOのルー。 オーストラリアのマスコットみたいですごく可愛いネーミング、と気に入っている。

これまで結構のんびりと暮らしてきたのに、豪州日誌をはじめよう、という段に なってものすごい忙しさに追われた一週間だった。ある学校で急遽日本語 アシスタントを引き受けることになったし、ROO Kidsのスクールコンサート はあるし、もっとも気重だったのが、2月の半ばに私の前を走っていた車と コッツンこしてしまった、その修理代の一件がまだ片付いてなくて、 3か月も経とうという頃になってやっと大詰めなのである。この国では交渉事に 時間がかかると聞いてはいたが、いざ当事者になってみると、腹が立ってもどこに 怒りをぶつけていいものか困ることがある。当初はヤケ食いで体重とストレスを 増やしただけの私だったが、最近では、どんなことでも too lateと思わないで letterを出してみる用意が出来ている。われながら、いい加減になったもの。 大切なのは、電話でなく、文書で交渉すること。今回はスタートでこれを怠ったが ために、不利な状況を自らつくることになってしまった。しかし、まだ望みは 捨てない。やるだけやってみるか。

こんな風に前向きに考えられるようになったのは何時からかな。 オーストラリアはいいとこですね、住めるなんてうらやましい、と来る前、何人 もに言われた。ここに来てからも、当然のようにポジティブな答えを 期待して人々はこの私に質問してきた。「オーストラリアはどう?」 Well, it's different! と答えるのが精一杯の時期があった。

家の敷地面積こそ日本の家より多少広いけど、広ければいいってもんじゃない。 貸家にもいろいろあるけれど、うちで探した家は古くて、メンテナンスがよくなか った。シャワーは2つあるけれどバスタブがない。トイレにはウォシュレットなんて ついているわけがない。家の中にクモがいてすぐクモの巣だらけになる。 庭には草がボウボウに生えて、スプリンクラーもこわれているのに、不動産屋 に電話したら「貴方の英語がよくわからない」と言われるし。だからFax送った けど、なしのつぶ手。買った中古車にオートクルーズは付いているのに パワーウインドー付いてないし。縦列駐車が下手で駐車に苦労するし。

それらが、いつからか、あまり気にならなくなっていった。温度自動調節機能 のついたお風呂だけはちょっとなつかしいけど、プールのジャグジーで代行する。 助手席や後部座席のウインドーを操作できないのは多少つらいが、まあ何とか なるし。日本って恵まれてたんだなあ、と思うようになっただけ。

日本の都市近郊にはないものがここにはあるから、かな。 国立公園が30分以内に2つもある。 数え切れないほどの、という形容がぴったりの、夜空の星。 それから、それから・・・

日本も大好き、だけど、豪州も結構いいかも・・・ そんなスタンスでこれから楽しみたいと思っている。

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コラム 豪州屋よりひと言

オヤジばかりの豪州屋に女性が加わりました。早速ですが「ROO子」さんと命名しまして、これからしばらくの間、豪州屋と一緒にオーストラリア情報をお届けいたします。二人のお子さんのお母さんであるROO子さんは2001年末からオーストラリア(ビクトリア州)に滞在されています。これからどんな経験をされるか豪州屋も楽しみですが、子育ての傍ら、彼女にその辺の様子を豪州屋便利帖で表現していただくことになりました。

1年もすれば、豪州屋便利帖のボス?になるだろう「ROO子」さんをよろしくお願いします。

カンガルーBy 豪州屋

 

 

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