ADSLで日本のテレビを! 1

おヒマな豪州屋の検証特集…

ADSLを使って豪州からの日本のテレビ視聴テスト

マリナーズイチローの試合を豪州で観たいので…(^^ゞ

今年もまたイチローのいるマリナーズや松井ヤンキースの大リーグ試合が始まり、オーストラリアではSTATE OF ORIGINの季節がやってまいりました。普段はあまりテレビ観ない豪州屋ですが(というか家にはテレビというものがない)やはり観たい時に観れないのはやっぱクヤシイということで、今のオーストラリアのネット環境を考えると「ちょっと無理かなぁ」とわかっているものの、ブロードバンド(インターネット)を使ってTV観戦ができるか検証をしてみることにしました。

豪州屋の「日豪パソコン比較特集」でも紹介しておりますように、今後オーストラリアのブロードバンドが「高速&定額使い放題」になれば、@国際電話はタダになるし、A使い方によっては日本のテレビも観ることができる…ということで楽しみにしておりました。2004年5月時点においてはオーストラリアで「速度1.5Mbpsで定額使い放題」というサービスもボチボチでてきたようなので、「まだまだ満足できないけど」試してみるか、ということで検証です。

結論から申しますと「写りはイマイチ」だけどオーストラリアでもイチローの試合を観ることはできます。とはいえ、ビールを飲みながら観戦するには耐え難い状況なのであまり現時点ではオススメできないないのですが、映像はあきらめても「日本のラジオ番組をタダ聴いたり、無料の国際電話代わり」としての使い方もできるのでとりあえずご紹介。

試してできたこと

  1. オーストラリアで日本のテレビをインターネットで視聴する(イチローの試合を観る)
  2. 日本でオーストラリアのテレビを観る(STATE OF ORIGINを観る)
  3. デジタル(ビデオ)カメラを使用してのテレビ電話。
  4. 一般的な国際電話としての通話(もちろん無料)

オーストラリアで日本のテレビを観るために必要な環境(前提条件)

<日本側>

  1. TVチューナー付きのパソコン。(テレビが観れるパソコン)
  2. ブロードバンド(ADSL等)に加入していること
  3. 映像、音声のやり取りをするソフト(今回はフリーウェアのV-TALKを使用)
    V-TALKサイトからプログラムをダウンロードします。
  4. マイク。(できればヘッドホン付き) 秋葉原で1300円位で売ってます。
    ネットではこちらのサイトで通販できます。(参考まで)FAITHの通販
  5. 自分の顔や子供の顔を送りたければ「デジカメもしくはデジタルビデオカメラ」
    オーストラリア側も同様です。テキトーに電気屋で買ってきてください。
  6. V−TALK(通信ソフト)は日本語WINDOWSのみの対応です。

手順

  1. まずは日豪の両方のパソコンにV-TALK(フリーウェア)をダウンロード&インストールします。
  2. V-TALKのサイトにユーザー登録(無料)をします。
  3. 細かい設定はサイトをみてください。登録後メイルでコールナンバーが送られてきます。
  4. このコールナンバーがあなたの電話番号となります。
  5. 日豪の両パソコンで同じような設定を行います。
  6. お互い通信する相手に自分のコール番号を伝え、アドレス帳に登録します。

テレビを写すには(設定)

  1. V−TALKのメニューで「編集」->「オプション」->「ビデオ」を選択します。
  2. 通話と同時に映像を送信する。にチック印を入れます。
  3. 映像の送信品質を50%くらいにします。高画質にするとその分映像が遅くなります。
  4. 使用するビデオキャプチャデバイスが設定されているか確認。
    豪州屋のPCではMicrosoft WDM Image Capture (Win32)になっています。
  5. 一番右下のソースを押します。
  6. ビデオデバイスがお手持ちのパソコンのTVデバイスになっているか確認。
    豪州屋の場合、カノープスのTVチューナーを使用しているのでMTV Captureとなっています。
  7. もしデジカメを使って自分の顔を写す場合、例えばSONYのデジカメですとSONYのドライバが表示されます。
  8. 最下段の「ビデオソースの選択」で入力する機器がどのデバイスであるかを選択します。
  9. TVチューナーボタンを押してテレビのチャンネルを合わせます。

設定1

設定2

注意事項

  1. お互いログインしていないと電話はつながりません。
  2. パソコンのスピーカーを使用するとマイクが音を拾うのでヘッドセットがおすすめです。
  3. LANクライアント同士ではつながりません。
    つまり、ADSLモデムが直接ケーブル(例:USBなど)でつながっていないと相互通信が簡単にできません。厳密に言うとクライアントPC同士でもできますが、設定がお持ちのルーターに依存するのでここでは割愛します。
  4. 上記ビデオキャプチャのデバイスの設定はお手持ちのPCによって異なりますので各自確認してください。
  5. ADSLの加入オプションがダウンロード定額無制限でない方(ダウンロード制限がある)はご注意ください。

でして、どの程度の映像になるかというと…

サンプル画像

200%に拡大した画像なんですが、まともに文字は読めません。しかしながら音声はちゃんと届くので、雰囲気だけは伝わってきます。。。。悲しい。

もう少し伝送速度が速くなれば、高画質の映像も送れるようになるので「あと1-2年の辛抱」といったところでしょうか。

でして、自分が観たいチャンネルに変更するには相手に変更してもらわなければならないという面倒くささがあります。そういう点においてはワールドカップのサッカー予選の試合など、日豪で一緒に観戦できる番組なんかで使えそうです。

さて、このV−TALKというソフトは今のところフリーウェアなので使い方によっては@つなぎっぱなしの国際電話とか、Aデジカメをセットしておいて子供部屋を撮影し、日本の実家のおじいちゃんやお婆ちゃんにリアル映像で送る…なんてことはできそうです。

まぁ、個人的にはこんな程度だろうとおもっていましたが、もう少しオーストラリア側の環境が良くなったら再度試してみようかと思います。さて、テレビの視聴についてはいろいろ法律で制限があったりしますので、あくまでも個人使用の範囲ということで活用しましょう。

By 豪州屋。

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注意

ご自身で試すのはご自由ですが、ご自身の責任の上でお試しください。

豪州屋ではお試しいただいたことで発生した問題についてはなんら責任を負うことはできませんのであしからず。

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