西オーストラリア州の農水産物生産とその優位性
Advantage of WA Agriculture

「オーストラリアの現在の農業は灌漑との長い戦いの歴史とともにある」と豪州の新聞で読んだことがあります。はじめから農地があったわけでなく、広大な大地をその土地にあった農作用地に開拓し、試行錯誤の上で今日の優位的環境が築かれたと言えます。By 豪州屋
西豪州の特徴&優位性
- 南北2,400km、東西1,600kmの広大な台地と多種多様な気候に恵まれ、色々な高品質農作物の生産が特徴です。北部は熱帯モンスーン気候や沿岸沿いの亜熱帯気候、内陸部の乾燥地帯を持ち、州南西部は温暖な地中海性気候と気候の多様性を活かした農作物生産が可能です。
- 海岸線は、12,500kmにも及び、商業的漁業のみならずレジャー・観光エリアとして将来的にも様々な可能性を秘めています。
- 広大な大地の中の人口は少なく、汚染はなく、孤立した大陸とその厳格な検疫制度により重要病害虫が存在しません。従ってクリーンで安全・そしてヘルシーな食物(糧)の生産に適しています。
- オーストラリア全体の農水産物・食品の年間輸出額の20%近くを西オーストラリアから輸出しています。総農業生産の80%が海外向けと輸出指向が高いのが特徴です。
- 航空・海上貨物の定期輸送はその頻度と利便性において優れ、生鮮物を競争力のある価格で世界各地へお届けできるインフラを完備しています。第一次産業は高い技術力を持ち、特に環境維持型農業や乾燥気候に強い農業について世界の先端をいっており、その技術を他の国々へ提供もおこなっています。
- 水産物は南部の冷涼な海からアワビ、中部の広範囲の海からのロックロブスターや北部トロピカルな海域からは真珠と多岐にわたっています。南西部はヤビー、マロンや鱒など淡水の養殖も営まれています。
- 州南西部海岸沿いは地下水が豊富であり、果物、野菜、酪農やワインの生産が盛んです。南部の内陸に位置する牧畜地帯は、平均年間降雨量は250ミリ以下のところが多く、羊毛や肉生産の産地として位置づけられ、土地利用としては北部牧畜地帯がかなりの部分を占め約80,000頭の肉牛が放牧されています。
- GeraldonからAlbany、Esperanceにかけてのグレーンベルトは全豪の約40%の小麦、約25%の羊毛、そして約60%の豆類・油糧種子を産出しています。
拡大するアジアマーケットに対し、最適な位置にある西オーストラリアは、安全かつ安定した政治・経済環境のもとで投資もに恵まれた優位性を保っています。
広大な土地と海洋から様々な農水産品が産出されています。

当該記事は西オーストラリア州農務省より転載の許可を得た上で、豪州屋便利帖で紹介したのもです。2002-March

