水産物
Fisheries
- 伊勢海老の輸出額は400万ドル超
- 真珠の養殖も盛ん
- あらたな養殖を開発発展
- 豊かで自然のままの西豪州の海は、海外市場へ競争力のある水産物を供給しております。冷涼な海からアワビ、暖かい海域からは真珠と、多彩な海産物によって輸出額は720百万豪ドル(約432億円)と毎年伸びています。
- 主な産品としては(99/00年)は以下の通りです。
- 伊勢海老(ロックロブスター)424百万豪ドル
- 海老36百万豪ドル
- 真珠180百万豪ドル
- ホタテ15百万豪ドル
- アワビ 9百万豪ドル
- 最大の輸出品はロックロブスターで、蒸されたり、活きや冷凍で台湾、日本、米国、中国/香港などに輸出されています。海老の種類についてはWestern King, Brown Tiger, Banana, Endeavourの4種が中心となっています。特にKingとTigerは価値も高く、ほとんど日本や東南アジアに輸出しています。
- 真珠養殖は最新の技術を使用した、豪州でも最も価値の高い養殖で、その中心は州北部のブリバントルームで行われています。南海真珠のほとんどは日本、香港、米国などに輸出されています。
- アワビの95%は缶詰や冷凍で、中国/香港、台湾や日本に輸出されています。アワビの種類としてはRoe's, Greenlip,Brownlipの3種が中心です。
- 帆立貝は、The Southern Scallop (Amusium Balloti)種を中心に収穫しています。貝の大きさとしては直径13cmまで成長し、1歳〜2歳の間のものを出荷しています。年間収穫量は自然環境の影響を受け、100トン〜4000トン/年と開きがあります。
- 真珠以外の商業養殖としては、
- アムール貝(Mussel)383トン
- 鱒(Trout)50トン
- 淡水海老Yabbies200トン
- 淡水海老Marron40トンとなっています。
- 海水藻(品種:Dunaliella Salina、天然のビタミンであるベータカロチンを抽出)をGeraldonの北部の池で商業養殖に成功し、近くの工場で加工後、輸出も行っています。
- さらに養殖開発を進め、北部のWyndhamに5ヘクタールの海老の試験養殖を開始するのをはじめ、Barramundi、Dhufish、Black Bream、牡蠣などの養殖開発を行っています。
参考資料WA貿易開発局レポートTrade Outlook Reports 1999/2000
参考資料WA水産省の伊勢海老情報
参考資料ロブスターオーストラリア

豪州屋のウンチクその8
豪州屋も西オーストラリアではロブスターの生産が盛んという話は知っていたが、ロブスターにまつわるお話しをひとつ。
日本へはロブスターを活きたままで輸出することが多いが、国によっては中身だけ取り出して冷凍して輸出することもある。で、これまで加工の際に捨てていた伊勢海老の頭に注目した企業が、頭を集め、「海老のスープの出汁」をつくり、それを冷凍にして、日本のファミリーレストランなどに材料として輸出していると聞いたことがある。 海老の頭でなんだが、「頭のいい」商売で、このように知恵を絞れば、ダシにもなるし、商売にもなるというお話しです。
当該記事は西オーストラリア州農務省より転載の許可を得た上で、豪州屋便利帖で紹介したのもです。2002-March

